こんにちは取材部です。
今日は、第三者視点について
「会社でも個人でもよく客観的に考えて」ということはよく言われます。
しかし、この「客観的に考える」ことはとても難しい。
例えば「あなたの強みを教えて下さい」と聞かれて、客観的かつ的確に答える方はどれくらいいるでしょうか…。
自分自身のことほど、もやもやと考えてしまいます。
よくある話ですが、意外にも自分が一番自分のことを分かっていないということがあります。
コーチングのプロ、ターシャ・ユーリックが行った調査では、95%のビジネスマンが「自分は自己認識ができている」と思っているものの、本当に自己認識ができている人は、10~15%という結果があります。
インタビュー中、会社の魅力について色々と雑談していると、相手からからすると日々、当たり前に見ている世界なので、実は「○○の部分が魅力」と認識していない場合もあります。以下のやりとりは正直、結構あります。
社長:「うちってこういう部分が実は○○なんだよ~。」
取材部:「えっ、その部分って凄くないですか? 普通○○で、○○なことってそんなにないじゃないですか!」
社長:「え?? そうなの? それって強みなの?」
取材部:「それは強みです!って」
本人にとっては当たり前だったとしても、外側から見た時に明らかに、強みや魅力になるということ。
「第三者が介在すること」によって、本人すら気づかない強みを一緒に見つけたとき、それはお互いに宝の山を見つけた気分です。
会話の中で深堀りを続け、本人が改めて自分の魅力に気付き、イキイキと自信を取り戻していくとき、私自身もとても嬉しくなります。
またインタビューコンテンツは、改めて第三者が発信することに意義があります。
一方通行なひとつの視点から伝えたいことをただ発信するのではなく、第三者の視点で公平性をもって読者が本当に聞いてみたいことを発信する。
ここに第三者視点の意義があります。
個人ならキャリアを考える上での第三者視点、
経営者であれば、マネジメントを考える上での第三者視点、
自分の周りにいる信頼できる友人に壁打ちをしてみることも良いと思います。
第三者視点、一度、考えてみて下さい。